地獄先生ぬ~べ~の最終巻(最終回)を懐かしみながら読む。※ネタバレ注意

「地獄先生ぬ~べ~」(集英社)文庫版20巻(完) 原作・真倉翔 漫画・岡野剛 ※このページで引用している画像は全て本書からのものです

ぬ~べ~の最終巻を買ってきました。

ラッキーマンとかターちゃんに関してはすでにレビュー済みですがぬ~べ~に関してはまだ書いていませんでした。

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ということでぬ~べ~最終巻の感想&レビューを書きたいと思います。

【注意】
この先最終回に関するかなり大きなネタバレが含まれます。もし知りたくない方はブラウザバックすることを強く推奨します。

また、一部「密・リターンズ!」という漫画の最終巻に関するネタバレも含まれるので、同じくネタバレを踏みたくない方は閲覧しないことをお勧めします。




感想&レビュー

最終巻で一番好きな回

↑ぬーべーと美奈子先生

まずは最終巻で一番好きなシーンから。

ぬ~べ~の恩師である美奈子先生との別れのシーンです。ぬ~べ~の(日々の)目的は生徒を脅威から守ることですがそれ以外にも美奈子先生を成仏させるという目的もありました。そしてそれがとうとうかなってしまうというシーンですね。

これは切なかったなあ…。

ぬ~べ~にとっては一番の目的が達成されたわけなので素晴らしいことなんです。でも読者として読んでいる立場からすると胸がギュッとなるような切ないシーンですね。しかもこのシリアスなシーンに突入する前の段階では結構明るいシーンが続いているので余計にそのギャップで悲しくなりました。

しかしこれでいい。これこそがまさにぬ~べ~の感動回の醍醐味。

などと思いながらこのシーンの良さを噛みしめつつさらにページをめくると…。

密・リターンズを思い出させるシーン

↑ゆきめとの結婚式に満身創痍で遅れて到着するぬーべー

最終巻にはこんなシーンもありました。

個人的には「密・リターンズ」の最終巻ともちょっとダブりましたね。

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主人公とヒロインとの結婚イベントがある。
・しかし主人公はトラブルに巻き込まれ結婚式に遅刻してしまう。
・さらにそのトラブルの結果ボロボロの状態で現れる。

(※ちなみに主人公の職業が「教師」という共通点もある)

「密・リターンズ」も「ぬ~べ~」も物語の最後の方でこのような出来事↑が待ち受けていましたが、(もちろんどちらかがどちらかを参考にしたということではなく)全くの偶然なんでしょうね。

ぬ~べ~のボロボロ加減は端島密(「密リターンズ」の主人公)よりかなりきつそうだなあ……。だけどいつになくぬ~べ~がジャンプの主人公感が出ててかっこいい。

それと関係ないですが、

「またせたな」

という文字のフォントが懐かしいですね。このフォントあんまり見なくなったなあ…。息も絶えだえにしゃべる時とかによく使われてましたよね、昔。(あと魔法使いキャラが呪文を唱えたりする時とかおどろおどろしいシーンのテロップとかでも使われていた記憶があります。)

最近はどうして使われなくなっちゃったんだろうなあなどと首をかしげつついよいよ最終回の感想です。↓

最終回・生徒たちとの別れ

↑最終回、ぬ~べ~と生徒たちとの別れのシーン

最終回はぬ~べ~と生徒の別れが描かれます。

その中でもこのカットが一番好きですね。ぬ~べ~が生徒一人一人に言葉をかけてあげるのが何とも優しい気持ちになります。

それと18巻のレビューの時にも似たようなことを書きましたが生徒のこの表情がまたいいですね。この表情が余計に感動を誘います。首がめちゃくちゃ伸びている美樹は完全にギャグキャラのフォルムですがそれでもやっぱりいいシーンです。

あと金田のそばにあゆみがいるのがいいなあ。

この2人は過去のエピソードで一度ラブコメ的な回がありました。単純にラブコメだから面白いってだけじゃなくて感動回でもあったんです。あの回を過ぎてなお2人はまだ仲良かったのかなと思ったりしてほっこりします。

そしてラストシーンは(さすがに引用しませんが)「ああ、これで本当に終わったんだ…」と感慨にふけるに十分なラストカットで満足でした。

ということで本編に関しての感想はここまでですが、最後にオマケページにも触れたいと思います。

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大人になった「のろちゃん」は看護師に

ぬ~べ~の文庫版はオマケページが充実しているのがいいですね。

以前1巻でも作者の方々が「なぜジャンプのマンガ内にあった広告が絶滅したのか」という裏話を教えてくれるページ(※)があったりしました。

(※)ジャンプからマンガ内広告が無くなった理由について/ぬ~べ~文庫版1巻の作者インタビュー感想

今回のオマケページは…

なぜか大人になったのろちゃんが登場したりしています。(※実際は他のキャラのその後も描かれています。

ぬ~べ~に優しさを忘れるなと言われたり犬が好きだったりということも踏まえて考えると他者に思いやりを持って接する看護師という将来像は何だか納得できます。

とか何とか真面目なことを語っていますが単純に看護師バージョンののろちゃんが可愛いなというシンプルな感想に落ち着きます。

と言ったところでぬ~べ~の最終巻の感想を終わりたいと思います。

追記 23年11月02日

「ぬ~べ~」の続編、「地獄先生ぬ~べ~NEO」の最終巻をレビューしました。