ときメモ2をやっていたら、90年代を生きた自分には懐かしいシーンに出会った。【感想/レビュー】
桜の花びらを想起するような桃色のタイトル画面。
最近ときめきメモリアル2をプレイしています。
少し前初代ときメモの攻略本を眺めている時「いつかゲーム本編をやってみたい」と言ってましたがとうとう叶いました。(※)
(※)→ときメモの絵柄を見て懐かしむ~攻略本を読みながら~【感想/レビュー】
そもそもなぜやりたかったかというと、小学校高学年から中学生の頃あまりにも多くの広告や雑誌でこのゲームのイラストを見かけたからです。
最も有名な初代をプレイするか、よりゲーム性が好評な2をやるかめちゃくちゃ迷ったんですが後者をやることにしました。
プレイ中、色々と懐かしさを感じるシーンが出てきたのでそれを中心に感想を書きたいと思います。
感想&レビュー
美少女とぶつかる
出ました。
突然美少女とぶつかるシーンです。
ラブコメでは定番で漫画とかでもよく見かけましたね。このシーンに出くわした時にまさに90年代のエンタメだなぁと感じちょっとワクワクしました。
ちなみにこの子は「陽ノ下光」。
何を隠そう主人公の幼馴染みです。そう、幼馴染なんです。しかも子供の頃はまるで兄弟のように近所で育ってそして突然の転校で一旦離れ離れになってるんです。
どうですか?
何か感じませんか?
僕はめちゃめちゃノスタルジックな気持ちになっています。これぞ僕が子供の頃に身近にあったベタ展開。狂おしいほど懐かしく感じます。
このブログを書くに当たって90年代のラブコメを読み返したりしていますがやっぱりこの当時にしかないど直球なベタな展開が僕は好きなんだなと思います。(さすがに最近のラブコメでこれをやったらちょっと違和感があるかもですがこの絵柄ならフィットする)
「着替え中にばったり」パターン(※)と同じぐらいこういうシーンは「昔」を感じられますね。
(※→桂正和先生の「I”S<アイズ> 」1巻を懐かしみながら読む。【感想/レビュー】)
さて続いても90年代を感じられる良いシーン。
いっけな~い!
伝家の宝刀「いっけな~い!」です。
このセリフ…。2020年代では絶対に聞けないですよね。まだ女性というものに僕たちが謎の幻覚を見ていた時代の名台詞です。
世代的にはこの台詞に懐かしさを感じますがやはり現代でこのセリフが漫画やゲームで出てきたらちょっとブリッコなキャラクターなのかな?と警戒してしまいます。
しかしこれでいいんですよ。
お百姓さん。これでいいんです。
90年代のラブコメはこれでいいんですよ…。伸ばし棒がシャープな線じゃなくて「~」になってるのとかも含めて時代を感じられて良いです。
もし現代的な絵柄や現代的なゲームシステムで「ときメモ2」がリメイクされるとしたらセリフも現代に合わせて自然にした方がいいのかもしれませんが、やはりこの時代の絵柄で堪能するラブコメはこれぐらい時代を感じられる台詞の方が丁度良いとすら感じます。
さてそんなわけで最後は別角度から懐かしさを感じられるシーンです。↓
ディスク容量を惜しげもなく使ったであろうPV
出ました、PS1のディスク容量の限界に挑んだ(?)ムービーです。
すごいですよこれは。多分ですけどときメモ2が何枚組にもなった理由の一端はこのムービーにもあると僕は思ってます。
当時はFF7でもそうでしたがムービーを入れるとめちゃくちゃディスク容量を取られちゃってましたよね。それが理由で2枚組とか3枚組のゲームがいくつも世に出たのでした。
僕は「このゲームが5枚組になった理由はこの美麗なオープニングに原因があるのではないか」と睨んでいるんですがときメモ2の裏話的なことが網羅された本とかないのかなー…。
真相が知りたいです。
【2023年1月12日・追記】
※ムービーがディスク容量を圧迫したかどうかの真偽については書いてませんでしたが、ときメモ2の裏話は見つけました。
→ときメモ2のサントラを買ったらゲーム制作中の裏話が載っていたのでその感想を書きます。【レビュー】
おわりに
さてそんなわけでときメモ2を絶賛プレイ中です。
登場キャラクターごとにテーマソング的なBGMが用意されているなど随所にこだわりが感じられるこのゲーム。
もしクリアしたらクリア後の感想など書けたらなぁと考えています。今のところとても楽しいです。
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