とってもぷよぷよ最終巻の感想。【レビュー】※ネタバレ注意
「なんかこのキャラ懐かしい」
と思って買ってきました。僕が小学生ぐらいの時に流行っていた「ぷよぷよ」というゲームのコミカライズ。どんな内容なのか興味がある。…そんな思いを抱えつつこの漫画を読みたいと思います。
ということでとってもぷよぷよ6巻(最終巻)の感想&レビューです。
【注意】
この先最終回に関するかなり大きなネタバレが含まれます。もし知りたくない方はブラウザバックすることを強く推奨します。
感想&レビュー
目次と登場人物紹介
まずは目次です。
カラーで描かれたぷよぷよのキャラたちが描かれています。目次とともに登場人物紹介も兼ねているみたいですね。
ちなみに僕はこのページを見て初めてこのアルルというキャラクター(アルルという名前だということは知っていた)の一人称が「僕」だということを知りました。
「この魔導少女は僕っ娘だったのか!」と思いながら新しい発見に舌鼓を打ちつつさらに読み進めると…。
バンダナキャラ
バンダナを携えたキャラクター、シェゾが現れました。(上画像5コマ目左下)
「なんか懐かしいな、昔のファンタジー系の漫画とかRPGだとだいたいバンダナを額に巻いたキャラが一人ぐらいいた気がする」
そんな思いに包まれつつ、FF6のロックとかスターオーシャン2のクロードとかに思いを馳せました。
このぷよぷよの漫画にも確かにこの時代特有?のバンダナ要員を確認でき不思議な満足感に包まれつつも、さらに読みすすめると…。
アルルとサタンのラブコメ?
なんだかラブコメ的な展開が。
SDキャラ同士のこういうやり取りというのは4コマ漫画的なほのぼの感を感じますね。僕はこの最終巻から読み始めたのでこの2人のこれまで培ってきた関係性の全てを知っているわけではありません。
しかしなんとなくそのエピソード0を脳内の妄想で埋めつつ楽しく読めました。
ちなみに最後に飛び出てきたルルーというキャラクターがなかなかに可愛かったので内心「サタンくん、別にこの子でいいじゃん」と思ってしまいました。
しかしそういうことじゃないんでしょうね。
アルルじゃないとどうしてもダメ、そういう理由が
サタン君の中にあるのでしょう。
このようなやり取りを眺めつつ「なかなかにほのぼのテイストな漫画だな」と思って安心していたら…。↓
NARUTO的展開
何か恐ろしいことを言ってくる敵が出てきました。
ちなみにこの敵キャラはこの最終巻の中でも結構終盤で出てくる敵です。画像でわかる通りなかなか怖いことを言っています。
幸せな夢さえ見ていればいいじゃない。
だからこのままずっと夢の中で…。
そんなメッセージ性の強い策略を張り巡らせアルルたちを追い詰めます。こういうタイプのやばい敵、個人的に好きです。ナルトっていう漫画でもやっぱり終盤にこういうことをやってくる敵が出てきたことを思い出します。
……と色々と読み進めて楽しんだところでそろそろ締めの言葉です。
おわりに(※最終回ちょっとネタバレ注意)
さてそろそろとってもぷよぷよ6巻の感想を終わろうかと思っていたのですが…。
最後にちょっとだけ最終回の感想も。と言っても最終回に関してはネタバレは最小限にと思ったのでギャグシーンを引用してみました。
2コマ目のオチのところでドタッと転んでいるアルルが可愛いです。この漫画のコミックスが発売されていたであろう頃はギリギリドリフのコント(今思えば再放送や総集編のようなもの)とかがゴールデンで2時間スペシャルとかで放送されてた時代ですね。
※ブログタイトル(1985年生まれの懐古ブログ)でわかると思いますが僕もそれを見ていた世代です
時代背景的にこの頃は誰かがボケたらそれを聞いている人間がずっこけるというお約束があったように思います。
それは現実世界のリアルな人間が演じるコントでもそうですしギャグ漫画の中のキャラもそういうことをやっていました。その時代を思い出しなんだか懐かしい気持ちになります。
……と色々と振り返ったところで今日はここまで。