「がんばれゴエモン3獅子重禄兵衛のからくり卍固め」(2巻)を読む。/帯ひろ志【感想/レビュー】
最近古本屋で昔のゴエモンを買ってます。
が。
今回はすでに所有していたものを引っ張り出してきました。まさか残ってたとは…。押し入れから出てきた「がんばれゴエモン3」の2巻です。
昔父親に「後で返す」といって借りたお金で買いました。レジに持ってくのが何となく恥ずかしかったヤエちゃんのポージング…。
そんな小学生当時の思い出を思い出させるこの本。
久々に読んでみます。
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感想&レビュー
目次
こうしてみてみると、「極悪」とか「地獄」とか「恐怖」とか…やたら物々しいフレーズが入ってますね。「あっぱれ」の後に「極悪」っていうフレーズがくっついてるのが何とも日本語の妙を感じて、面白いです。
さてさっそく本編を見てみると…。
温泉に突入!
おおっとこれは…。放送していいんでしょうか?
いや放送じゃないですけど、なんていうか放送コード的な物に引っ掛かりそうな笑顔です。
サスケもこういう表情をするんですね。幻滅です。しかし左下のダンスがかわいいので、即信頼回復です。
さて、そんなことよりも大事なのは…。
水着のヤエちゃん
ヤエちゃんです。
このページの次にさっきのページをつなげると、サスケの表情に別の意味が加わってきそうです。
何とも魅力的ですね。
そりゃゴエモンも鼻血出します。まして90年代の少年漫画ですから、そりゃ鼻血出しますよ。
最近の漫画キャラはこういう状況で鼻血を出すこともなくなっていったので、おそらく鼻孔に栓が詰まっているのでしょうね。
しかしこの当時は、漫画のキャラの鼻の通りが良かったのでこの通り鼻血が出ています。いつから呼吸器の一部をふさぐようになってしまったのでしょうか。
やっぱりこういう状況では、このように思いっきり鼻血を射出してほしいですよね。
全身ページもありました
全身が描かれたシーンもあります。
今こうして見てみるとスタイル良すぎです。ジムでも行ってるんでしょうか…とおもいましたが、冷静に考えればくのいちとして生活していればシェイプアップされるのは当然です。
いや、そう考えたらエビス丸がシェイプアップされていないのはおかしいか。そうか…。
やっぱりヤエちゃんの努力ですかね。それともエビス丸の怠惰ですか?その相互作用でしょうね。
ところで、「真のヒロイン」はどこでどうしているのかというと…。
おみっちゃん→リアルおみつ
あ~~っ美しいってやっぱり罪なことなのね
男を惑わすイケナイ女……♡
とイキるのは世にも珍しい「リアルおみつ」です。
ゴエモンがリアル化するのはしょっちゅう見るイメージ(※)ですが、おみっちゃんはレアです。
(※ゴエモンは「桃山幕府編」で、ヤエちゃんとイチャイチャしながらリアル化してました。→●「懐かしのコリュウタとゆき姫が再登場し、物語に絡む/がんばれゴエモンネオ桃山幕府のおどり(帯ひろ志)【感想&レビュー】」)
しかしリアル化するのも当然。
色恋が混じるとどうにもデフォルメが崩れがちなのがこの漫画。まして結婚を申し込まれてるわけですから、こんな表情にもなってしかるべきです。
しかも相手は超イケメン。
我が世の春といったところでしょう。
しかしこの顔面をキープできるはずもなく…。↓
言っちゃった言っちゃった!!
といいながら素の自分に戻ってしまうおみっちゃんです(かわいい)。脳内から幸福物質とかめちゃくちゃ分泌されてそうなハイテンションで、床をたたく様はむしろ「ギャグの正ヒロイン」です。
ということでおみっちゃんを眺めた後は、最後に多くの少年少女を悩ませたあれを見てお別れです。
8つのプレート
このプレート!
めちゃくちゃ懐かしいですねー。
「ゴエモン3」のゲーム内では8つのプレートを集めなきゃいけないんですが、その正しい並べ方…「ナキッツラニハチ(泣きっ面にハチ)」と並べています。
これらのプレートは各地にばらばらに存在し、それらをかき集めるまでは何とか出来ても、並べ方がわからず詰む…という同級生も当時何人かいました。
僕はこのゲームを貸してくれた友達から「ナキッツラニハチだよ」と教えてもらったので良かったんですが、なかなか小学生はことわざなんて知らないですもんね。
でもこういう謎解き要素があるのも楽しかったです。
そんなわけで、今日はここまで…。
【24年2月1日追記】過去のゴエモンシリーズが電子書籍化されました!
今まで帯ひろ志先生のマンガ版ゴエモンは長らく「ゆき姫救出絵巻」以外は電子化されていませんでしたが、(このページでレビューしている「がんばれゴエモン3獅子重禄兵衛のからくり卍固め(2巻)」を含め)過去のマンガ版ゴエモンがkindleで配信されるようになりました。
kindle版(リンク)
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※追記・DMMブックスでも配信されるようになったようです。
DMMブックス(リンク)