真島クンすっとばす!!の最終巻を懐かしみながら読む。【感想/レビュー】
真島クンすっ飛ばすの最終巻です。
ふと記憶の中でこういう漫画も確かあったよなと急に思い出し買ってきた次第です。この漫画も以前レビューしたターちゃんの最終回とか同様、当時まあまあ読んでいたにもかかわらず最終回を知らない漫画でした。
ということで今回はこの漫画のレビューや感想を書いていきます。
【※注意!】
ここからは最終巻に関する重大なネタバレがあります。もし知りたくないという方はブラウザバックをすることを強く推奨します。
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感想&レビュー
懐かしいキャラたち①ミサ
この娘めっちゃ覚えてる!
多分第1話とか第2話ぐらいから出てきたレギュラーメンバーだったと思います。主人公が憧れる素敵な美女的な役割だったんじゃないでしょうか。
自分がリアルタイムでジャンプに乗っていた真島くんを読んでいたのは小学生の頃だったと記憶しています。20年以上経っても美女の顔だけはがっつり覚えている。ぬ~べ~の律子先生のような黒髪ロングも美しい。
あと(あんまり関係ないですが)別キャラが4コマ目でハンカチで涙を抑えている感じも懐かしいですね。こういう泣き方するキャラクターって昔よくいたような気がします。割と90年代はこういうオーバーな表現が目立ちますがこういった所作の1つ1つを見るとあの頃の漫画だなあと感慨にふけることができます。
などと言ってるとさらに懐かしいキャラが。↓
懐かしいキャラたち②~野々宮~
野々宮君(の顔)です。
このキャラもめちゃくちゃ覚えてる!やはりレギュラーメンバー的な立ち位置でかつライバル的なポジションだったんじゃないでしょうか。
ちなみにこの野々宮君のことをバッシングしているフレーズを解き放つ真島君になぜかミサちゃんが怒っていますがその原因は彼女と野々宮君は幼なじみだった---そんな記憶も今まざまざと思い出されました。
「無理して思い出そうとせずウィキペディアを引けばいいじゃないか」
と言われるかもしれませんがそれでは風情がありません。いやどうしても思い出せない時はがっつりウィキペディアを見まくりますがそれまでは自分自身の脳の記憶を信じたい。
そんな複雑な思いを抱えつつさらに他のページも見ると…。
涙が「3」の形にはじける表現
あれ?またしても涙を拭うキャラクター。
ただ僕はこのキャラクター自体に着目したいわけではありません。やはりこの泣き方!この泣き方ですよ。さっきはハンカチを用いてましたが今回は用いていないとはいえこの泣き方も90年代っぽい。
数字の3みたいな形に涙が飛び散っているこの感じ……。
これもこんなのもよくあったなあ昔、と僕に吐露させるには十分でした。
一体誰がこれらの泣き方を流行らせたんだろうなどと出口のない迷宮に迷い込みそうだったのでそろそろ最終回の話でもしましょう。
少しだけ最終話を…
さて最終回からちょっとだけ引用しました。↑
なんとあの野々宮君と真島くんが再会しています。と言っても何でこの2人が別々の道に行っていたのか全くわからない状態でこれを読んでいるので(※最終巻でも多少説明はある)そこまで感動はなかったのですが野々宮君の変貌ぶりにちょっと感心してしまいました。
何度も言うようにこれは90年代の漫画なので当時としてもリーゼントヘアのキャラクターというのは珍しかった気がします。(割とマガジンでは結構いたような気もしますが。)そんな彼が…。
驚くほどのビフォーアフターを遂げていました。
しかもなんかめちゃくちゃ熱いセリフを言っている。いや熱いというか少年漫画的に熱いセリフ。「じゃあここからは仲良く戦おうぜ俺たち仲良しだしね」みたいなノリでも個人的には全然いいんですがしかし少年ジャンプとしてはこういう感じの方がジャンプっぽいなと感じます。
(例えれば悟空とベジータのような…。いやもっと大昔から「犬猿の中→だけど共闘」的な文化はあるのでしょうか。)
ともあれそれまでのストーリー(14巻以前の話)や文脈は分かりませんがなかなか熱い展開を垣間見ることができて嬉しかったです。
終わりに
ということで真島君すっとばすの最終巻の感想を終わりたいと思います。
今回はいつも以上に(というか毎回迷ってますけど)どこを引用してどこについて感想を書こうか悩みました。
この巻では戦闘シーンとかもたくさん描かれていたのでそこを引用しようかと最初思っていたのですがより個人的に懐かしいと思う場面がありそちらのシーンを中心に引用することに決めました。
その判断って正しかったのか?
と考え出したらきりがないのでこの辺で筆を置きたいと思います。全編を知りたい方はどこかで最終回を手に入れてください。
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