スーパーマリオランド2(GB)の説明書を懐かしみながら読む。
子供のころ、あちらこちらに中古ゲーム屋がありました。
まだそこまで少子化の影響がなかったからか、ゲームのチェーン店が少なかったからか、いたるところに個人経営のゲームショップがありました。
そして当時何かのご褒美(家のことを手伝った的なことの見返り)で、中古で買ってくれたゲームの一つがこのGB版のマリオでした。
スイミングの時間が来るまでの退屈な時間を紛らわせてくれた神ゲーム…。スーパーマリオランド2の説明書を、久しぶりに眺めてみます。
レビュー
途中セーブ的なベル
さてこの説明書で最も懐かしかったことの一つ。「中間のベル」について書かれたページです。
このベルを鳴らせば、「もしミスっても次ここからやり直せるよ」的なアドバンテージをゲットできます。
なんでかわからないんですがこれ無性に懐かしいんですよね。ドンキーコングとか、続編のワリオランドでも中途セーブ的なアイテム(樽など)は出てくるんですが、なぜかこのベルが一番ノスタルジックな感じを刺激されるんですよ。
のちのマリオシリーズでは一切出てきてないからかなあ…。謎です。
ちなみに同じページ下部に、ゲームオーバーになると今までボスを倒して集めた金貨(重要アイテム)が全部消失するからもっかい倒しに行ってねという鬼仕様についても言及されています。
個人的にはボス戦は結構楽しくて、なんだったら能動的に何度でも戦いたいとすら思っていたのでいっさい苦はなかったんですが、人によっては本体(ゲーム機)投げてますね。
3匹の子豚のボスとか何度も倒しに行ったけど楽しかったなあ。
バニーマリオ
あとマリオランド2といえばこれですよね。バニーマリオ。
この形態好きだったなあ…。むしろこの形態以外でプレイしたくなかった。耳でパタパタやったら、空中を飛ぶことができるっていう仕様が最高でした。
記憶が不確かですが、「ずっとこの形態で空飛んでるだけでそのままゴールまで行ける面」とかもあった気がします。懐かしい。
ワリオ
そして本ゲームにて初登場のワリオです。
こうして見てみると初期ワリオは目が漫画版のコロ助みたいですね。
一度に異なる方向の物体を視認することができそうな勇ましい両眼(りょうまなこ)です。どことなく昔のテリー伊藤さんの目にも似て、クールでかっこいい感じもあるかも。
ところで「手下がまだまだいる」ことを高らかに宣言していますが、次作(ワリオランド)は完全な一人旅です。
おわりに
さて、最後はワールドマップを見てお別れです。
「なんでスペースゾーンにカバ?」と一瞬思いましたが、そうでした。確かこのカバの鼻ちょうちんに包まれて宇宙に飛んでいくっていうストーリーでした。
いったいシナリオライターの思考回路はどうなっているのでしょうか?芥川賞も目じゃないほどの独創性に満ち溢れた世界観です。
それでは、また。
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