「がんばれゴエモンふぃーばあ」(帯ひろ志)を読んでみる【感想/レビュー】
「こんなのあったんかい!」
と古本屋でびっくり。
ゲーム原作のサブタイではなく「ふいーばあ」という文字が躍る本書を発見しました。
それなりにレアだったので1000円くらいしましたが、中を確かめたくて購入…。
レビューします。
【24年2月1日追記】過去のゴエモンシリーズが電子書籍化されました!
今まで帯ひろ志先生のマンガ版ゴエモンは長らく「ゆき姫救出絵巻」以外は電子化されていませんでしたが、(このページでレビューしている「がんばれゴエモンふぃーばあ」を含め)、過去のマンガ版ゴエモンがkindleで配信されるようになりました。
kindle版(リンク)
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レビュー
ザ・オリジナル
さて結論から言うと、「ふいーばあ」はショートギャグ集でした。
画像のように、「ダイエットしたいヤエちゃん」に無神経にもケーキを提供する我らが義賊との掛け合いを楽しめたりする、ほのぼの系の漫画です。
僕が小学生時代に購入していたボンボンではたしか「獅子重禄兵衛」や「きらきら道中」編なんかが連載していたと思うんですが、たぶんこの「ふいーばあ」はそれよりもっと後の時代みたいですね。
ほぼほぼオリジナルストーリー。
ちょうど原作になるようなゲームが発売されていない時期で、元ネタがなかったのか…?
それとも帯ひろ志先生の創作魂に火がついたのか…。すべては霧のなかです。
…とかなんとか話してたら…
獅子&きらきら
「獅子」と「きらきら道中の中ボスたち」が出てきたじゃん。
どういうことですか先生?
これは3の世界なのか4の世界なのか…。いやそもそもすべては連結されたひと繋ぎの世界なのか。ワンピースなのか…。
ともあれ、饅頭みたいな形状のボスたちがなんだか懐かしいです。
サスケ…!
あれ?やたらでかい饅頭がいるな…。
こいつもたしかきらきら道中の中ボ…
ん?
いやちがう…!
コギャル化したサスケ…!?
一体どうなってしまったんだこの世界は…!
もしかしてもうどこかであの海賊たちがワンピースを見つけてしまったのか?だからこんなにも世界がひっくり返ってしまったのか…!?
こんな…こんなにもサスケが…。美しく咲き誇ってしまうなんて…!
もう正気を保っていられない…レビューなんて不可能だ!
おわりに
…はい、おみつさん。かえってまいりました。
ちょっとだけ失神(ブラックアウト)してしまいましたが、無事正気を取り戻し、目を覚ますことが出来ました。
ということで、珍しくヒロインっぽい可愛い感じで描かれたおみっちゃん(※普段はギャグキャラとして描かれることが多い)の画像を眺めながらお別れです。
ていうか子供の頃はこういうの気づかなかったけど、よくよく見ると水入れを持つ手の小指が立ってて女の子っぽさが上手に表現できてるな…とか感心しながら今生の別れです。
さようなら…。