めちゃくちゃ久しぶりに、昔流行った「キーホルダー付きテトリス風ゲーム」を見つけたので即買いした。【レビュー/感想】
「テトラ155」 (株式会社 永光)
↑「テトラ155」。でっかいギザギザの円に描かれた「新発売」という文字と、背後のサイケデリックなイラストが「90年代!」って感じがしてお気に入り。中央左には「155種類のブロックゲームが楽しめる」と書いてますが実は実質10種類(後述)。
中古おもちゃ屋で見つけました。
「懐かしい!」と叫びたくなりましたよ。こういうのあったなあ――…!
過去記事(※)でも書きましたけど、90年代後期はまさに
「電子ゲームブーム」
だったんですよね。
※・「デジぺ本で最も思い出深い「デジタルペット大全集」の感想。」
・「インターネット60万人のデジタルペット大作戦」の感想&レビュー。」
最初は「育成系」がわんさか市場にあふれて、それを当時子供だった僕らは四苦八苦しながら(『売り切れ』の文字に何度泣いたか)追い求めた。そして、第2陣として出てきたのがこの「テトリス系電子ゲーム」だったんですよね…。
今現在ネットでググると、「テトリン55」(ゲームテック)とか「テトリスjr」(増田屋コーポレーション)と
か、いろんな名前が出てきます。
これだけ色々出てたのに全部売り切れだったんだよなあ…。欲しかったんだけど、どこさがしても売ってなくて当時は手に入らなかった。
まさか20年経って30代で手に入れるとは。
おっと、そうだ。そろそろ中を開封しよう!
開封
おお、いい!
ただちょっとボタン部分のゴムが、細さの割に長すぎる気もするけど。笑
でもなんかいい。
左に3つ(十字キー)、中央に3つ(設定)、右に1つ(決定)とボタンがセパレートされていて、計7つもボタンがあるのに役割がわかりやすい。
よっしゃ、さっそくドライバーを使って電池を入れて…
って、え!?
な、なんてこった。ドライバーを使わずに手動であけるシステム!
「当たり前じゃん」
って思うかもですが、いやいや!たまごっちとかデジモンは、LR44(電池の型)を入れるときにはドライバーが必須だったんですよ。
だもんでドライバーを構えてたんですけど全然素手で開きました。こいつは便利。近未来。
ゲーム開始
さてさて、ゲームを開始しましょうか。この説明書を読む限りゲームの数は…そう!
10個!
「155のゲームは楽しめない」
これがテトラ155の底力だ!
…って言いたいところなんだけど、出題(問題)のバリエーションがそれぞれに10~15くらいあって、それも加味して「155個のゲームが楽しめる」と銘打っているようです。
…うん、しょうがない!
背伸びしたくなる時もある。それが青春だ!
↑写真だと濁って見えるけど、実際肉眼で見る液晶画面(に映る棒)はむっちゃ綺麗。黒の発色がかなりちゃんとしてる。
「ブロックゲーム」というやつをプレイ。
これはまんまテトリスとルールが一緒。
だからめっちゃ面白い。やっぱりテトリス考えた人天才。これ考えた人とグンペイ考えた人すごい。
シンプルなのに面白いって何よ。
そしてこの…
「倉庫整理ゲーム」っていうのも面白い。
4つの黒い・に[]を押し込んで、[・]にすればOKというゲーム。
要は謎解きゲームですね。うん。
これもなかなかの時間泥棒ぶりで、下手なスマホアプリよりも熱中してしまいましたよ…!
説明書
いやー、意外とはまってしまった。
やっぱり面白いものはいつの時代も面白い。
ポケットに余裕で収まるし、しばらくはこれで暇つぶしが出来そうです。
ちなみにパッケージの裏面には説明書がありました。↓
上部にキーの説明、中央はゲームの種類、下部は注意点などが明記されている
余談
【テトリス社公式ライセンス製品】キーホルダー型携帯ゲーム機『テトリス( R )ミニ (クリアブルー)』 新品価格 |
なんか普通に、テトリス社のライセンス品も売ってました。
最近はスマホゲーなどもある時代なので、こういうおもちゃはもう販売されていないと勘違いしていた脳を粉砕してくれてありがとうございます。
それでは。