デジぺ本で最も思い出深い「デジタルペット大全集」の感想。

 

 

デジタルペット大全集/高橋真奈実・著(パラダイム)※このページで引用している画像はすべて本書のものです。

とうとう見つけました。

子供のころに熟読していたデジタルペットの本…。この本に似た本はいくつかすでに持っているんですが、実際に小学生の時に読んでいたこれをついに手に入れました。

ということで今日は「デジタルペット大全集」を懐かしみながらレビューしたいと思います。

 

 

レビュー

 

目次

さて、まずは目次チェック。「アメリ科」という異次元のタグを一番手前に持ってくるというカオス。その次はたまごっち並に学童期の記憶を掘り起こされる、「ぎゃおっぴ」を含む「恐竜科」…。

 

「とり科」や「イヌネコ科」というどスタンダードな分類に…。

 

 

「その他科」という変化球なものまで網羅しています。

 

 

(初代たまごっち世代あたり)思い出に残るデジぺ

ああーーーー…。

ラクラクダイノくん…。ゲーセンの、アームでキーホルダー的なおもちゃをつかみ取るゲーム機の景品として扱われていたダイノくん…。

小6の時に同級生が、いくつもゲットしてそのうちの一つを譲ってもらったことがあったっけ。。懐かしい。

でも僕はすでに「新種発見たまごっち」を所持していたから、ゲームシステムに目新しさは見つけられなかったのですが、意外と本家たまごっち並みに操作性が良くて気に入ってました。

たしかパッケージには、無理やりな日本語(たぶん日本語に不慣れな海外の業者が頑張って和訳したんでしょう)が書かれていたっけ…。

郷愁(きょうしゅう)を誘う物体です。

 

そしてこのこのぎゃおっぴのパッケージ…。

このパッケージがガシャポンの前面に張られていた時代を思い出します。

友人たちとだれが最初に「ぎゃおっぴ」が出せるか競争していたんですが、各自2~3回回しても出ず。

しかも中身がわからないように黒いカプセルに入っていたので、あと何回回せば「ぎゃおっぴ」にたどり着けるのかすらわからずじまい。

それでも、「いつかぎゃおっぴが出るかもしれない!」という熱い情熱をたぎらせていた小学生時代…。

この活火山のエネルギーに満ちたパッケージがマジで印象深いです。

 

 

キャンペーン

これも懐かしい。

一時期、プレゼントの景品にやたらと電子ペットが採用されることがありました。

その時流行っているものを商品にすれば購買者が増えるという資本主義の現実…。そんな難解なことに思いを巡らしてはいなかったけどとにかく

「たまごっちほしい願望」

を知り尽くした人間たちの手のひらの上で僕らは踊っていた気がします。(そしてそれはそれで悪くなかった)

 

あと全然関係ないですがさやえんどうのお菓子は普通にうまかったので、電子ペットとか関係なく普通にむしゃむしゃ食らってました。スイミングに行く前、幽白の再放送とか見ながらバリバリ食べてました。

 

画像を見るとマミーも初期の白たまごっちを配っていたそうですが、記憶は定かではありません。

 

 

様々な形状の歴代デジぺ

さて↑の画像は「索引」からですが…。

こうしてみるといろんな形のデジぺがあります。

当時小学生の時はufo型のデジぺに一番惹かれていましたが、今見返してみるとそれぞれめちゃくちゃいいですね。それぞれ個性があるからこうやって見てるだけでも楽しいです。

あと左上付近にあるアメリカ製のデジぺは無茶苦茶ほしかった記憶があります。ファックスで注文しようかとマジで考えてたくらいです。

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終わりに

さて、最後は「ゲームウオッチじゃね?そこまで来たら」というツッコミ待ちなデジぺを見ながら、お別れといたしましょう。

真紫のボディにボタン3つという挑戦的なフォルムに舌鼓を打ちながら、本書のレビューに幕を引かせていただきます。

以上、「デジタルペット大全集」の感想でした。