フルカラー版たまごっち、「Tamagotchi P’s(たまごっちピース)」をやってみた感想。(&電池の交換方法/対応電池)
↑Tamagotchi P’s (たまごっちピース)(バンダイ)。画面上部にピンクのハートがくっつけられていて、「THE・女の子用」という空気がむんむんに醸し出されている。
いやー買ってきましたよ。
中古でゲットした「たまごっちピース」。
かつて僕が小学校の頃(96年ごろ)に流行った、元祖「たまごっち」のフルカラー版。
元祖から約15年後の、2012年に発売されたとのことでどれくらい進化してるのか確かめたくて買いました。
ちなみに裏面はこんな感じで…↓
やっぱり「女の子用」感があふれてる真っピンク。
正直買う時、勇気いったなあ…。男が買うもんじゃないよ、これ。
とかんとかいいつつ、さっそくレビューしたいと思います。
レビュー
●さっそく難題~電池のフタの開け方
さて、いきなり問題にぶつかりました。
ドライバーかなんかでネジを回せば開くタイプの電池蓋かと思いきや、なんか特殊なタイプ。
調べてみたら、以下の画像の穴みたくなってる部分↓がカギのよう。
この赤く囲ってある部分を、画びょうなどのとがったもので押しながら蓋をスライドさせれば、電池ブタが開閉完了!
以下のように単4電池を入れるスペースが姿を現します。↓
「『たまごっち』のエネルギー源=ボタン電池」
と思い込んでいた僕をあざ笑うかのような新時代の到来。
(※といってもこの記事を執筆している2018年現在から数えるともうやや昔だけど)
●電源オン
さあて早速やってみようかな。
時刻なんかを設定したら…おや?
出ました。赤子です。
かつてのモノクロ時代では考えられないような、目の醒めるようなスカイブルーの発色。
これがカラー版のたまごっちの赤ちゃんか…などとと感慨にふけりました。
背景も凝っていて、テーブルやいすがあり、ソファや食器棚まであります。
この赤ちゃんが自費で調達したものでしょうか。だとしたら人間よりもはるかに知能が優れてますね。
そして何時間かお世話をしていると…。
●成長
なんかだるまみたいなやつに変貌しました。
そんで僕が適当に設定した、「飼い主」(?)の名前を読んでます。
しゃべれるんだ…たまごっちって。
ちなみに、設定した名前のスペース部分も忠実に再現してます。適当に入力したからスペースまで入力されてたんですが、それもそのまんま呼んでる。「〇い〇ああ」って…。ごめんな、呼びにくい名前つけちゃって……。
●食事
「たまごっちピース」ではなんと、ただ単に室内でご飯をかっ喰らう以外にも外出が出来ます。
「れいぞうこ」を選ぶと通常の飲食、「レストラン」を選択すると…。
自ら部屋を飛び出します。↓
静止画だとわかりづらいかもですが、幻想的な街並みの中を動いて移動しています。
そしてさらに画面が切り替わり…
よっこいしょっと!
ヘイ、料理長。
奇抜なファッションに身を包んだコックがお出迎え。
さーて何にしようかな…。うーんとねえ。
今の気分的には…。
決めた!
うおりゃ、マーボーどう……。え!?
お金かかんの!?
うそだろ?
地獄の沙汰も金次第とは言うけど、たまごっちの世界もマネーで回ってるのか…。
●ゲームセンター通い
ああ、さっきは高くついたなあ…。
しかしめげないぜ、といわんばかりに再び外出です。↑の画像のように、様々な場所へと赴くことが可能です。
「公園」などにも行けますが、ここは…ゲームセンターだ!
ゲームでポイントがゲットできます。昔はゲームといえば、たまごっちのご機嫌取りのためでしたが、「ピース」ではポイントのために遊びます。
ちなみにゲーム内容は、あみだくじみたいなロープからつたってくるものをキャッチしまくるというゲーム。
そしてタイミングよく縄跳びの縄を飛ぶというゲームなどです。
(画像撮り忘れました)
なかなか絶妙な難易度で意外と歯ごたえがありました。
(特に縄跳びが難しい、どうやって攻略するんだ…タイミングのコツがいまだにわからないぜ)
□おわりに
なかなか楽しかったです。
「楽しかった」。そう、過去形です。なぜなら、しばらく世話を忘れていたら、突如たまごっちは消えてしまいました。
そして画面にはヒラヒラと手紙が飛んでいました。
「もっとかまってくれたら、こんなけつだんはせずにすんだ」
というような内容の置き手紙が…。
「こんなけつだんはせずにすんだ」なんて、対象年齢である子供にはシビアすぎるリアルな別れの言葉が示されるなんて…。
オリジナル版のたまごっちの、「お墓」に匹敵する悲しみを与えてくれた「たまごっちピース」。
とても楽しかったです…。