「テレビアニメ版ポケットモンスターまるかじりブック3」というのを買ってみたので懐かしみつつ読む。【レビュー/感想】
古本屋で安かったので購入してみました。
このサトシとカスミの絵が、童心をくすぐられますねえ…。「ポケモンショック」なんていう一大事件もありましたが、基本的にはアニメ「ポケモン」を楽しんで見ていた世代(85年生まれ)としては、この絵柄を見ただけで胸がうずきます。
ということで、今日はこの本のレビューをしていきたいと思います。
(※↓ちなみに裏面はこんな感じになってます。バグ技で出せるという噂もあったミュウが描かれていて、これまた懐かしい気持ちにさせます。そしていつ見てもミュウのデザインは可愛い。)
レビュー
●名場面カット
「サトシとピカチュウキャラクター名場面10」と題して、アニメの重要シーンが載っています。
本書はフルカラーのページと、そうでないページが混同されてますがこのコーナーはカラー。サトシとピカチュウの友情を描いたシーンがたくさん特集されていて、なかなか胸アツです。
「名場面4 おれを守ろうとしてくれたこと」(画像やや左下)など、名場面タイトルがサトシの口調を意識したものになっているところも一風変わっていて面白い。
●cmまたぎの「だ~れだ?」
これ↑が一番懐かしい!と感じました。
何故か鮮明に残ってますよ、このコーナー。CMに入る直前にポケモンのシルエットが出て、CM開けに正解が発表されるやつ…。あのコーナーの総集編として、一挙に問題が敷き詰められています(もちろん、次のページに答えが現れます)。ちょっと当時を思い出してやってみましたが、やっぱり記憶に残ってるものですね。
「左下はゴースト…右下はケーシィ…」
とかなりすらすら答えが出てきました。
(※因みにこのコーナーはカラーではありません。↑画像の通り、赤・黒2色で構成されています。)
今考えてみたらよくできたシステム(?)ですよね。
このクイズがあるおかげで、CM中も他のチャンネルに回せなくなりましたから。
「もし他のチャンネルを見てる間にクイズの答えが発表されていたらどうしよう!」
「見逃さないようにチャンネルを、ずっとテレビ東京にしとこう」
当時そう思った小学生は、僕意外にもたくさんいたんでしょうね。
●設定資料
さて、本書の後半には「各話設定編(21話~30話)」と題して設定資料のページが用意されていました。
ジムリーダーの一人である「ナツメ」の、前・後ろ・横の角度が収められてます。
ゲームボーイ版の「ポケットモンスター」(任天堂)の説明書にもジムリーダーの姿は描かれてました(※)が、全身をあらゆる角度で描いてはいなかったのでこの画は少し新鮮。
(※)
・ポケモン赤・緑の説明書を懐かしみながらレビュー。
・ポケモン金・銀の説明書を懐かしみながらレビュー
そばには「人形」と書かれた女の子のような絵がありますが…これは何だったっけな??
やはりアニメ特有の登場キャラなのかなと思いますが、意外と忘れてる部分も多いなあ…。
ちなみに「バイバイバタフリー」の回はなぜかタイトルが記憶に残ってます。
確か初めてサトシがポケモンとの別れを経験するというような内容だったと思うんですが、ストーリーはそれで合ってるんだろうか?
自分の脳内メモリーと格闘しながらこういうのを読むのも楽しいですね。
さて、最後はまとめです。
テレビアニメ版 ポケットモンスターまるかじりブック〈3〉 (キッズ・ポケット・ブックス) 中古価格 |
□おわりに
最後に、巻末の目次ページで総括です。
88ページとページ数的にはさほど厚くないのは小学生向けだからでしょうか?
・前半はキャラ紹介
・中盤はミニコーナー
・終盤は資料集
かな?
こうやってみるとなかなかバラエティに富んだ構成ですね。
実際ページ数は少ないけど意外と読みごたえがありました。
余談ですが、
「イケてる感想送ってくださいね~っ♪」
と女の子が叫んでいるこのアップはちょっと笑ってしまいました。
(…でもこの子、誰だっけな?)
おしまい。