ポケモン赤・緑の説明書を懐かしみながらレビュー。
脳天に小学生時代の記憶が稲妻が駆けるがごとく直撃。
中央で火炎を吐きまくるリザードンです…。
ということで今回は、ポケモン赤の説明書を見つつ、懐かしのイラストをレビューします。
【レビュー】
●「いきさつ」に囲まれた少年
さあ、説明書を開けていきなりこうですよ。
序盤から懐かしさ全開ですよ…。
あの日一緒に冒険した彼らが、旅立ちの理由が書かれたテキストにくるまれてますよ!四方八方文字だらけ!そんな中にあって勇ましすぎるポージングを決める二人。小学生の頃よくノートに模写したなあ…(特に主人公)。腕組んでるライバルも「フフン」って感じでなかなかよいです。
●ジムリーダー一覧①
ジムリーダーたちのイラストです。
いわずもがなこれらもノートの端っこあたりに落書きしたことがありましたが、
「やたらとタケシが描きやすかった」
という思い出が今不意に着岸しました。
そう。
脳内の記憶中枢にある湖に、とんがり頭のジムリーダーが漂着したのです…。顔のパーツがシンプルなタケシはやはり今見てもシンプル。
ちなみにアニメ版とかの時のタケシやカスミとは明らかにデザインが違いますね。杉森健さんがデザインしたこのオリジナル版とはかなり印象が違います。
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●ジムリーダー一覧②
この中でいうと「エリカ」と「ロケット団のボス」がなぜか記憶に残っています。
エリカは眠っているのか。はたまた、グレンジムの「カツラ」の頭部を半眼(はんがん)の目でみつめているのか…。仮にそうだとしたら、彼の坊主頭に仏性を見出だしているのかもしれません。
□おわりに~任天堂からバグ技についての注意~
さてそんなわけで懐かしの初代ポケモンイラストをレビューしてきましたが、
…
な・なんだ…?この紙切れは?
と思ってたら、注意喚起のプリントでした。
取扱説明書に記載されている以外の、特殊な操作でのポケモンの捕獲をしないでください。あなたの大事なゲームデータが破壊される恐れがあります。
※画像より引用
これはまさに当時流行った、バグ技でミュウを出すことに対する任天堂からのアンサーですね。
「どうぐ」欄にあるアイテムをあーしたりこうしたりすればミュウが出てきてゲットできる!という噂が蔓延していた幼き日々を思い出します。ネットもなかったあの時代、民間伝承のように口伝えのみで広まっていった謎の都市伝説。
一部真実もありましたが、あからさまな嘘を流す同級生もいたのは、ハザマ世代の教育の敗北でしょうか。
というかハザマ世代って何でしょうか。僕たちの世代は詰め込み教育でもゆとりでもないハザマ(間)の世代なのでなんとなくこう読んでみましたが、僕のオリジナルの言葉ではないかもしれない…もしかしたら誰かも言ってたかもしれない。
ともかく、当時を思い出すことができる懐かしのアイテムを目視できて満足です。
ということで、今日はここまで。