シュウクリエイションの「ポケッタブル・ビンゴ」を開封する。

小学生の頃、妄想に胸をときめかせていたものがあります。

それはシュウクリエイションという会社が出していた、「ポケッタブルシリーズ」というモノ。

一言でいえば、持ち運びができるミニボードゲームシリーズといったところでしょうか。僕はこのシリーズが大好きでした。先日、中古おもちゃ屋を巡っていた時に、その中の一つ「ビンゴ」を見つけました。

いざ、開封

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パッケージには80~90年代をさめざめとイメージさせる、シックな装い(?)の、サラリーマン。

右下でほほ笑む女性のパーマにも時代を感じます。

さて、喜び勇んで中を開封しました。

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そうそう!

こんな感じ…。

かつて同じポケッタブルシリーズの「バックギャモン」「アメリカンフットボール」というゲームも持っていましたが、そう…こんな感じなんです。

やたら盤がてかてかしてて、光っている。

なんでかって言うと…

ああ、やはり入ってた。

ポケッタブル ビンゴ

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ポケッタブルシリーズおなじみの駒(素材)

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吸着するタイプの駒!

これを貼りつけるために、盤がてかてかしてるんです。どのゲームにもこれが入ってたなあ…。


そう、マグネット式じゃないんですよね。

旅行中に遊べるタイプのボードゲームといえば、磁石で駒やその他部品をゲーム盤にくっつけるものが主流でしたが、このシリーズのモノはなぜか吸盤式なんです。

「ペタッ!」

と、すいつくように。

不思議と盤と密着して、電車とかでやっていても(まあ、ビンゴは電車でやらないと思いますが)、落ちないようにできてるんです。

これは便利だったなあ…。

懐かしい。

…ん?

なんだろ、これ…。これも何かの部品かな?

いや、違うぞ? これは…

ビンゴカード

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おおっ!

なるほどそりゃそうだ。ビンゴカードがなきゃ始まらない。

厚紙でできた、6枚つづりのカードが出てきました。

中古品なのに、切り離された跡がない。パッケージは結構汚れていたんですが、中身はすこぶるきれいだなあ。

前の所有者の方は一度もプレイしていなかったみたいですね。

妄想をかきたてるもの

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これ、見てください。

って言っても画像だとわかりにくいですよね。

「購入者アンケート」です。今までシュウクリエイションが発売してきたゲームの数々が書かれています。


…変なゲームに気づきませんか?

「モノポリー」とか「碁」とかメジャーどころに交じって、「トラベルジャパン」(!?)とか、「スクラブルDX」(!?!?)とか変わったフレーズがまぎれてますよね。

果ては「ひとりあそびシリーズ」なんてのもあります。

僕は当時から、ポケッタブルのこういう一覧表を見て、

「このタイトルのやつどんなゲームなんだろ?」

とワクワクしながら妄想するのが好きでした。

さてそんなわけでそろそろこの辺で…。