「こどものおもちゃ」2巻を読む。【感想/レビュー】
先日、「こどものおもちゃ」1巻の感想を書きました。
羽山君という男の子の葛藤を描いたホームドラマ…からの、ラスト付近の急展開により、突如恋愛面がクローズアップされてきたのが1巻のダイジェスト。
「おいおいこの先どうなるんだ!?」
となったところで終わったので、すかさず2巻を読破しました。
今回も感想を書きます。
(※今回もゴリッゴリにネタバレがあるので、知りたくない方はご注意)
感想
「美少年」との三角関係
「あれっ関西娘じゃないの?」
とおったまげました。
どういうことかというと、僕の遠い記憶では「こどちゃ」は、
『羽山君×さなちゃん×関西弁の子』
の恋愛模様を描いた作品、だからです。
しかし、この2巻では(関西ガールではなく)謎の美少年が登場!
あれっ、男×男×女!?
「ますます記憶と違うぜ、、、アニメ版とは違うのかな?それとも忘れてるだけでアニメ版でも美少年は出てきてたっけ??」
と困惑しつつも、第3のキャラが登場したおかげでトライアングルが成立し、ますます物語が楽しくなってきてきました。
順調そうに見えていた二人の関係にも暗雲がたちこめてきてさらにこの先どうなるの!という所で終わったのでもうすでに3巻を読むのが楽しみじゃないか!
…な感じの2巻でした。
羽山・紗南のモデル判明
↑2巻巻末のおまけコーナー、作者が質問に答えてます
(※以下『』内はそのおまけコーナーの引用)
『キャラクターのモデルは?』
『紗南➡小・中学校の同級生や、タレントさんです。当時「あっぱれさんま大先生」に出演していた有田気恵さん、「ウゴウゴルーガ」に出演していた小出由華さんに近いイメージを感じていました。』
『羽山➡小学校時のワルガキ達の親分をマンガ的に美化しました。』
…ということで、羽山君には特定のモデルがいなかったみたいですが、主人公(紗南)には実在の有名人がいたんですね。
当時リアルタイムでは見てなかった(と思う)んですが、さんま大先生の子役がモデルだったんだーとびっくりしました。
そういえば作中でも「よんまさん」(!)という、さんまさんをモデルにした(?)キャラがテレビに登場しているシーンがありました。
小花美穂さん(作者)はさんまさんのファンなのかな?とか妄想しながら楽しみました。
□おわりに
さてさて、そんなわけで男×男×女のトライアングルゾーンへと突入した2巻を存分に楽しみましたので、3巻もどうなるかワクワクです。
この3人の行方に決着がつくのか、そして記憶の片隅にある関西出身の女の子が混じって四角関係にでもなってしまうのか?
期待しながら続きを読もうと思います。
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