子どもの頃に好きだったアニメの原作/「こどものおもちゃ」1巻を読む。【感想/レビュー】

子供の頃。
密かに好きだったアニメ(漫画)がありました。それは「こどものおもちゃ」。
小学校高学年ぐらいのころにテレビ東京でアニメが放送されていたのですが、それを見て「面白い!」と思っていました。
しかし、いざ単行本を買おうにも
「少女漫画だしなあ…買うの恥ず過ぎる」
と気後れし、当時は漫画版を買えなかったという思い出があります。
そして…。
時は流れ、30代になって今更にこの本を入手しました。
今やもう少女漫画を買うときの謎の気恥ずかしさもなくなり、普通にレジに持っていくことができるようになっていました。
「久々にこの懐かしい恋愛マンガが読める!」
と神に感謝したところで「こどものおもちゃ」1巻を読んだ感想を書きます。
(※以下、ネタバレがあるので注意)
感想

さて1巻の感想としては、とにかくホームドラマ感がすごかったです。
僕の記憶では、「こどものおもちゃ」は恋愛マンガだったはずでは…と思っていたのですが、1巻時点では羽山君というクールガイの家庭の事情に焦点を絞った内容。
「複雑な家庭で育ってひねくれた(?)羽山を私が更生させてみせる!」
的な思いを主人公が抱くというまじめなお話。
コミカルなシーンもあるものの、
「そもそもこういう漫画だったっけ…?」
と僕は脳内のハードディスクが故障してないか不安になってきました。
がしかし…。
●急激なカーブ


1巻のラストあたりで衝撃展開。なんと突如羽山君がサナちゃんに惚れるというスクランブルな展開…。
しかしこの展開に僕は喜びました。なぜなら冒頭で描いた通り僕はこれを待っていたんです。家庭のシリアスな内部事情に踏み込んだ複雑な群像劇もいいですが、やっぱり恋愛マンガを読みたかったので…。
「そうそう、たしかこの羽山っていう男の子と紗南の恋愛の漫画だよね、そうだよねこれ」
と安心しました。
90年代特有のメタネタに懐かしみを感じる

さてそんなわけで大体の1巻の内容はそんな感じなんですが、実は「こどちゃ」を読んでいてあることに気づきました。
それは、「メタネタ」の多さ。
90年代の漫画ではよく見られたんですが、昨今はほぼなくなったメタネタ…。これが無性に懐かしく感じました。特に「こどちゃ」はそれが豊富。キャラが漫画の内容に言及したり&作者をいじったりしていてなんだか懐かしく感じました。
かつては「幽遊白書」(冨樫義博・集英社)なんかでもコマの外にいろいろメタなことが描いてたり、キャラが漫画自体にツッコミを入れてましたよね(あれ?別の漫画だった気もしてきた)。
この感じ…。
ああ、90年代の風情…。
もう来ないであろうあの頃のブームに酔いしれるのがたまらなかったです。
こういうの、最近はトンと見なくなったなあ…。
□おわりに
さてそんなわけで恋愛マンガの様相を呈してきて、今後楽しくなり始めたので2巻を読むのがワクワクです。
僕の記憶にかすかに残っている、関西弁を駆使する三角関係のもう一辺はいつ出てくるのでしょうか。
(※「フウカ」って名前の女の子だった記憶があるんですが確証はない)
大期待です。
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