意外とラブコメ要素のある「あまいぞ!男吾 傑作選」1巻を読む。【感想/レビュー】
記憶の片隅に残っていた漫画。
それがこの甘いぞ男吾です。僕はブログタイトルにもある通り1985年に生を受けた人間なんですがかすかに幼少期にこの漫画を見たという強い思い出があります。
ただ漫画の詳細な内容に関しては忘れていたので改めて記憶の確認のためも兼ねこの漫画を読みたいと思います。
ということで「甘いぞ!男吾傑作選・一巻」のレビュー&感想を書きます。
感想&レビュー
男吾と姫子
「あれ、これラブコメか?」
と思うようなシーンがあってなかなか楽しかったです。なぜそういうシーンが楽しいと感じるかは電撃ピカチュウや猫の王に関するレビューを読んでください。(※)
(※)→・サトシとカスミのラブコメを懐かしむため、読む。~電撃ピカチュウ2巻(小野敏洋/おのとしひろ)【感想/レビュー】
・小野敏洋先生の漫画・「ネコの王」1巻を読む。【感想/レビュー】
僕はこういう「喧嘩するほど仲がいい」的なシーンが大好きなんです。
基本的にこの漫画は少年漫画らしく主人公が友達とワイワイやったり喧嘩したりするようなスタンダードな熱い物語なんですが、たまに主人公の男吾とヒロインの姫子との間にラブコメ的な展開があるんです。
当時リアルタイムで読んでいた(コミックスでだったか単行本でだったかは忘れました)んですがそういうシーンがあるのはずっと忘れていました。
今読み返してみて、「完全にこの漫画は俺の好きな漫画じゃないか」と感動しむさぼるように読み耽っている次第です。
そしてそのさなかさらに他のページも読むと…。
第2の女・円谷操
なんか他にも可愛い娘が出てきました。
本書を読み終わった後に一旦ネット検索して後で知ったんですが、この子は後に「中学生編」というパートで姫子に代わってヒロイン役になるキャラらしいです。
ということで結構重要なキャラらしいのですが割と本書(小学生編をまとめた「傑作集1」)では敵みたいな感じで出てきます。敵側のチョイ役にしてはキャラデザが素晴らしいなと思っていたのですが後に再登場すると知り嬉しかった。ーーーそんな小学生のような感想が浮かんできました。
そんな大人としては語彙力があまりにも乏しい残念な僕がさらに他のページもパラパラとめくっていると…。
懐かしの「骨魚」
だいぶ最初の方のページでこんなシーンがありました。
なんでこんな地味そうなシーンをピックアップしたんだ?と思われそうですが見てください男吾の持っているこの魚の骨を。
こういう魚の骨の描き方ってなんか懐かしくないですか?
僕的には幼少期に見た「11匹の猫」という絵本を思い出しました。
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この絵本のストーリーのラストで猫たちがでっかい魚を貪り食うのですがその時にその魚が骨だけになるのです。そんなシーンをなぜかフラッシュバックさせながらこのコマを読みました。
そしてその絵本だけじゃなく昔の漫画では結構こういう魚の骨だけの状態のやつが出てきた気がします。何かの漫画の何かのキャラが海で釣りとかしていたら目当ての魚自体は釣れず魚の骨だけが釣れるようなギャグシーンがあったりしたような。
そしてそれは魚の骨じゃなくてもしかしたら空き缶だったかもしれないなんていうことを思ったりしながら…。
そろそろ締めに入りましょう。
終わりに
さて最後はまたしても男吾と姫子のシーンを眺めましょう。
やっぱりいいですねこういうシーンは。「こういうシーンよりも迫力のある喧嘩のシーンをレビューしろ、それこそ『甘いぞ男吾』だろ?」という人もいるかもしれません。
しかしここは僕ルール。
僕が牛耳る僕のブログです。
そういうシーンもすごく胸が熱くなって最高だけど個人的に一番最高だったのはこういうシーンなんだ!
そんな僕の気持ち悪い吐露を最後に筆を置きたいと思います。
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