1999年発売のアイドル雑誌を懐かしみつつ読む。/「CM NOW」 99年7・8月号【感想&レビュー】

↑「CM NOW」 99年7・8号 vol.79(玄光社)。 ※当記事で引用している画像はすべて本書からのものです

またまたこの雑誌を買ってしまいました。

今回は99年の夏号なので、自分が中2の頃の号ですね。

この頃は広末涼子ブームが(勢いがありつつも)ひと段落し、そこへ鈴木亜美さんらニューウエーブ(という古い表現…)の方々が台頭してきた…的なイメージがあります。

ということで懐かしい感情を惹起させるために、この「CM NOW」 99年7・8号を読みたいと思います。

感想&レビュー

広末×ポケベル

ポケベル(ドコモ)のポスターに映る広末涼子印刷の問題なのか、なぜか灼けているような色合い

いきなり懐かしいページに出くわしました。
広末涼子さんの広告ポスターです。

本書の中には「ポスター特集」のようなページがあったんですが、この二つの広告…。

懐かしさ以外ありません。

そもそもポケベルの存在自体が今や過去の遺物ですよね。この当時はガラケー(ガラパゴスケータイ)やPHSに次ぐ第三の通信手段のような盤石な地位を築くと思っていました。

そのポケベルを手にポーズを決める「ヒロスエ」…。

このポスターの中では確かに1999年が映し出されてるなあ、と感じます。

それともう一枚!これもよく覚えてるなー…。↓

広末×メルティーキッス

↑明治製菓・メルティーキッスの広告ポスター

「メルティーキッス」ですよ!これの㎝もよく見てました。

この背景の色とか広末さんが来てるコートとか、CMそのまんまでこのポスターちょっとほしいなと思うぐらい懐かしいです。

小さく中央に

冬しか逢えない。

って白抜き文字で書いてますけど、このコピーってCM内で広末さん自身が発してた覚えもあります。中学時代少ない小遣いで買ったメルティーキッスは財布には痛かったですが(普通のチョコより若干高い)、味もおいしくて商品としても好きでしたね。

調べたら今も売ってるみたいですけど、最近は買わなくなったなあ…。

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鈴木亜美(鈴木あみ)×バヤリース

↑「鈴木あみ」時代の鈴木亜美さんが出演した「NEWバヤリースオレンジ」(アサヒ飲料)のCMレポ記事

あれっ、酒井法子さん?

と一瞬思ってしまいましたけどまぎれもなく鈴木亜美さんです。右上の写真を見てると角度のせいなのかそう見えてしまいましたが、左下の写真ではバッチリ鈴木亜美さんですね。

このはじけるような笑顔懐かしいです。記憶が確かならパラシュートに乗って青空を飛んでたような気がしますが、実際そういう画像も紹介されているのでそうなのでしょう。

夏のCMはこういう爽快感のあるものが多いので気分がうきうきしてきますね。昔の夏休みを想起して楽しい気持ちになります。


それと…。

鈴木さんといえばこの頃位に「BE TOGETHER」の宣伝もかねて「HEY HEY HEY」にも出演してましたが、その時の歌唱シーンがほんとに可愛かったなあ…。なんか黒いふわふわした服を着て踊ってたんですよ。

その時もこんなバチコリ明るい笑顔だったので思いだしてしまいました。

長すぎるケータイアンテナ

↑ドコモ関西のCMに関する特集ページ

さて他にはこんなページも。

関西地方のCMに関する特集があったんですがそのページの画像の携帯アンテナが…。

長い!

懐かしい!

そういやそうだった!

昔の携帯(orPHS)ってこんな感じでしたね。伸縮自在の如意棒機能が搭載されていました。そういえば今のスマホとかってなんでこの長いアンテナがないんでしょう?あれだけ伸ばし切ってまでして電波を確保していた時代は何だったのだろう…。

当時親のケータイを勝手にいじってた時はこの脆弱な細いアンテナは必須だと思っていたのに…。

文明の進歩とともに失われていくものもあるなあと感じます。

おわりに~前田愛さん~

↑「さんま大先生」でおなじみだった前田愛さん

さてそろそろ「CM now」99年7・8号の感想もおしまいです。

最後は前田愛さんの記事を眺めましょう。

このポージング…髪をかき上げているのか、それとも何か別の意味があるポーズなのか謎ですがなんともアンニュイな雰囲気が出ています。

前田愛さんといえば「あっぱれさんま大先生」の印象が強いですがこの写真は卒業してからしばらくたった後の写真でしょうね。どことなく大人っぽさが出てきている?感じがしないでもないです。


今はあまりテレビでお見掛けすることも少なくなりましたが、こうやって昔の雑誌を開くと当時の姿がそこにある。

そんな懐かしさを追い求めてまたしてもCMnowを買ってしまいましたが、そんな感慨を秘めつつ今日はここまで。